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低位株・ボロ株についてしっかり理解しておく

低位株とは、株式市場における株価が一株あたり100円から300円程度までの価格である株のことをいい、ボロ株とは、一株あたりが100円以下の価格である株のことをいいます。
いずれも、株式市場全体の平均的な一株あたりの価格よりも低くなっており、その株価の安さに着目されることとなります。

この低位株やボロ株となる原因としては、経常利益の大幅縮減や赤字の決算等の企業業績の悪化や偽装等の企業不祥事という個別企業のファンダメンタルな要素によるものもあります。
また、単純に発行株式数が多くなりすぎたために一株あたりの価値が希釈化されすぎてしまい、低位株等になってしまっている場合もあります。
東証一部銘柄でいわゆる大企業でもこの低位株となっている会社も存在します。
もちろん、発行株式数が多い会社の業績が悪化というダブルの要因で低位株等になってしまうこともあります。

この低位株、ボロ株の投資をするメリットとしては、その株価の安さから少ない資金で多くの株式を購入することが可能となり、現在株価が低いことから大きな値上がりが狙えて大きな利益を確保できる可能性があることです。
特に、赤字から黒字への決算の転換や、将来の需要が見込まれる新規事業の発表、さらには大企業との資本技術の提携など様々なニュース等により価格が急騰することがあり、一日の株価上昇幅の上限であるストップ高にまで達することがあります。

また、そのストップ高が数日続くようなこともあり、デイトレーダーのように毎日利益を抜くことも可能ですし、通常のトレーダーでも購入して気付いたら利益が積みあがっていることがあります。
このようなメリットを有する可能性のある上場銘柄は複数存在し、このような低位株、ボロ株を狙って投資をするトレーダーも多数存在するのがこの投資方法の特徴です。
狙い通りうまくいけば2倍、3倍の銘柄のみならず、最大には10倍にまで達するような銘柄も存在しているのが実情です。

低位株・ボロ株の失敗例を知っておこう

このような特徴のある低位株、ボロ株投資ですが、リスクがゼロかというと株式投資である以上そのようなことはありません。様々なリスクが存在しているので、この投資方法の失敗例をみていきましょう。
まず、企業業績の悪化等が原因で低位株、ボロ株となっているような銘柄については、さらなる株価の下落のリスクがあるということです。
株価は上場廃止等にならない限りは理論的には1円にまで向かって下落することが可能です。
ですので、例えば現在80円であったとしても、79円分は下落するリスクがあるということです。

そして株価はその会社の資産価値を発行株式数で割った数値ですので、資産価値が下落する一方であれば、株価はさらに下落するという傾向になるのです。
ですので、この下落するリスクを考慮して、特に信用取引を行う場合には、自己資金をフルに使って購入して株価が下落した場合には追加で証拠金を入れなければならなくなったという事態が生じますので、この下落分も見越した資金管理を行うことが必要となります。

さらに、企業業績の悪化が続いていった場合には、最悪その企業の倒産といった問題があります。
倒産した場合には、株式の価値はほぼなくなります。
業績悪化等により低位株やボロ株となっている銘柄についてはこのような購入した株が紙くずになってしまったという失敗例があることを頭に入れおきましょう。
投資する際には、当該企業の今後の業績の動向などをきちんと把握して、少なくとも倒産はしないと思えた場合に投資するべきです。

最後に、株価が上昇したと思って購入したらすぐ下落するというダマシにあって損失を被るという場合があることです。
これは、短期的な資金流入などで起きる事態なのですが、このような場合は出来高がついてきません。ですので、上昇した際には出来高が上昇していることを確認して取引を行う必要があります。

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